不動産の看板を、目につくレイアウトにするにはどうすればいいのでしょうか。
不動産看板のデザインのコツと注意点を見ていきましょう。
□不動産のイメージ
看板を目立たせるための方法はいろいろあります。
たとえば、レストランやカフェであればカラフルな色を使ったり、
料理の写真やイラストを載せたりするなどして、見る人の興味を惹く看板にできます。
つまり、遊び心を取り入れた看板作りができるということです。
しかし、不動産は堅いイメージがあるので、レストランやカフェのような遊び心を活かした看板にすると、逆にひんしゅくを買ってしまうおそれがあります。
そのため、不動産の看板は堅い雰囲気になるでしょう。
ここが、不動産の看板作りの難しさとなります。
不動産の看板で目立たせるには、主力としている商品の写真や絵を掲載するのもひとつの方法です。
たとえば、分譲マンションに力を入れているなら、
現在売り出し中の分譲マンションの写真を載せると効果があります。
なぜなら、看板を見て通り過ぎる人は、不動産屋といっても
どんな物件を扱っているのかわかりづらいからです。
この場合、文字で書くより、写真やイラストなどがより効果的です。
文字はあくまで補足、まずはぱっとビジュアルで取り扱っているものがわかった方が、
見る人に訴えかけることが出来る看板になります。
賃貸マンションか、分譲マンションか、それともアパートなのか。
あるいは建売住宅を主力にしているのかなど、扱う商品がはっきりすると、
看板を見る人にもわかりやすくなります。
主力商品は、しばらくたつと変わることもあるでしょう。
たとえば、現在分譲マンションを売っていても、数カ月もたてばほぼ完売するでしょうから、
今度は別の物件が主力となるはずです。
このように、主力商品が変わるたびに看板の写真や絵を変えると、見る人の目を惹きやすくなります。
また、その際に、看板の表面を変えるだけでなく、安全点検もするようにすれば、
定期的なメンテナンスを行うことも出来、一石二鳥ではないでしょうか？
不動産の看板の安全性を確認するにはどうしたらいい？ | 大広サインズー不動産の看板屋ー
□写真や絵を載せる場合のポイント
物件の写真や絵を載せるには、大きく載せる方法と小さく載せる手法があります。
大きく載せるのは、見てすぐどんな物件かわかります。
だから、文字による説明はあまり必要ありません。
これとは反対に写真や絵を小さく載せる場合は、キャッチコピーに少々工夫が必要です。
たとえば、「〇〇町の分譲マンション全2棟45部屋。3千万円より受付中！」
などと書くとかなり具体性が出てきますから、現在分譲マンションの購入を考えている人を
惹きつけられます。
さらに、「残り15部屋。」と書いて、売れるたびに残りの部屋数を変更していけば、
「人気があるんだな。とりあえずどんなマンションか見に行こう。」という気にさせられます。
ここには、「早くしないと売り切れる」という心理が働いています。
つまり、お客様の競争心をあおるわけです。
こういうレイアウトにすれば、普通の看板よりずっと売上につながります。
□まとめ
不動産は堅いイメージなので、目立つ看板のレイアウトが難しいのが実情です。
しかし、主力物件の写真や絵を載せることで、
購買意欲をかきたてられるような工夫をしていきましょう。