不動産の看板の安全性を確認するにはどうしたらいい?


自社の看板が安全に取り付けられているか、気になる方もいるかもしれません。
不動産の看板の安全性はどのようにチェックすればいいのでしょうか。

□看板の安全性

看板は、DIYで自作したものでない限り、業者が製作して設置していますので、
まず安全面の心配はありません。
しかし、設置して年月がたつと支柱部分などが老朽化して、
落下しそうになっている場合があるかもしれません。
そのため、看板の安全性が気になるなら、素人判断はしないで
業者にチェックしてもらうことをおすすめします。
そうしないと、看板の下を多くの人が通るわけですから、
万が一看板が落下するようなことがあると大変です。

そのため、最終的な安全性の判断は業者に依頼するほうがいいのですが、
素人判断でもある程度のことはわかります。

どういったところを確認するべきなのでしょうか?

□看板の安全性の確認

看板が傷む原因として、雨や風、直射日光などが挙げられます。
多くの場合、看板はねじ止めされていますが、
ねじの部分が風雨や直射日光によってもろくなっていると、
突然外れて落下することがないとも言い切れません。

そのため月に一度程度は、脚立などを使って
看板の取り付け部分を目で確認するといいでしょう。
特に台風が過ぎたあとや、強風が吹き荒れた直後などは、
どこかのねじや支柱が破損している可能性もあります。
また、大きな地震のあとも同様にどこか破損しているかもしれないので、
震度5以上の地震があったら、看板をチェックするほうがいいでしょう。
下から見ているだけではわからない場合もありますので、
同じ高さから確認する方が、より確実です。
特に最近は激しい災害が多いので、確認を習慣化するといいかもしれません。

さらに、気温や塩害によって看板の支柱などが劣化する可能性もあります。
このほか、異常気象で猛暑日が続いた場合もチェックが必要になりますし、
海が近いエリアであれば、塩害によってねじなどが通常より早く朽ちるケースも考えられます。
また、雪の多い地方では、看板に積もった雪の重みで落下する可能性もありますから、
特に大雪の前後は注意しましょう。

□まとめ

基本的に、看板はDIYによる手作りでない限り、業者が製作して設置していますから、
安全面の問題はまずないといっていいでしょう。
しかし、どんな場合でも経年劣化はあるため、
もし気になる点があれば業者を呼んでチェックしてもらいましょう。

万が一看板が落下すると大変な事故につながりかねないため、素人判断は危険です。
また看板などの屋外広告物には安全管理義務が課せられています
この義務を怠った場合は罰金などの処罰が設定されていますので、
定期的な点検を必ず行いましょう。

看板の安全性で問題になるのは、雨や風、直射日光によるねじや支柱などの劣化です。
また、台風や地震のあとなども落下しそうになっている可能性があります。
海に近いエリアでは塩害も気になりますし、豪雪地帯であれば雪の重みで看板が落下する危険もあります。
その土地ごとに重点的に確認するべき項目が違うため、
出来れば看板を設置した業者に、事前に注意事項を聞いておくと良いでしょう。


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