不動産会社の方へ!目立つ看板を作るコツをご紹介!


不動産の看板は、遠くから見られる場合が多いでしょう。
そのため、いかに通行人の目を引くかという看板作りが求められます。
せっかくなら通行人の印象に残るような看板を作りたいですよね。
そこで今回は「目立つ看板を作るコツ」について詳しく解説します。

 

□看板を目立たせるために補色を利用しよう!

目立つ看板を作るためには、補色の関係を利用することがおすすめです。
補色とは、色相環の中で対局の位置にある色を指します。
別名は「反対色」や「対照色」とも呼ばれており、それぞれの色同士を際立たせる効果があります。
以下に補色の例をご紹介します。
・黄色と青紫
・オレンジ色と青色
・赤色と青緑色
看板デザインの中にこの補色を取り入れれば、アクセントのある看板や目立つ看板が作りやすくなるでしょう。
一方で、補色関係を使用する場合、間違った使い方をしてしまうパターンもあります。
特に、補色同士の色を背面と前面にそのまま重ねての使用は避けたほうがいいでしょう。
個性を出すために補色を重ねるデザインは存在しますが、一般的には「落ち着かない」配色になります。
また、補色同士をそのまま重ねると、補色のフチがぼやけて見えるでしょう。
これは補色が、互いの色を消しあってグレーになる特性が原因です。
補色関係は、目立つ特徴があると同時に、互いの色の「特徴を消し合う」ということも把握しておきましょう。
このことは、印刷用語でハレーションを起こすと言います。
ハレーションを防ぐためには、フチに線をつけてみるのが効果的です。

 

□色が文字の雰囲気を左右する?

看板の文字には雰囲気を変える効果があります。
特に、「暖色系は元気にする」、「寒色系は落ち着く」などのように大別できます。
色には多くの効果があり、色によって広告の印象が左右するでしょう。

*暖色系は元気にする

・赤: 強調したい部分やパワフルに表現したい部分に向いた色
・ピンク:愛情の表現に向いており、女性が親しみやすい色
・オレンジ: 健康的で優しい雰囲気を出したい場合に効果的な色

*寒色系は落ち着く

・青:落ち着かせる効果があるため、集中を促せる色
・緑:自然を想像させやすく、落ち着いた雰囲気を出せる色
・パープル:緊張感をほぐす効果があり、大人なイメージの色
看板を作る際には、「何を目立たせたいか」を明確にしましょう。
目的に沿って強調したい部分が明確なら、配色がイメージしやすくなります。
例えば、ターゲットが女性向けの場合は、ピンクを主に使用した広告を目指しましょう。
また、自然なイメージがあふれた看板にしたい場合は、緑をメインカラーにするといいでしょう。
このように色に役割を持たせてデザインすれば、目立つ看板作りができるので取り入れてみましょう。

 

□看板に最適な書体や文字間隔とは?

看板の書体には、「ゴシック体」が多く使用されています。
その理由はゴシック体の特徴である「文字の見やすさ」にあるでしょう。
ゴシック体の特徴は、ほとんど同じ太さで文字が書かれていることですよね。
そのため、他の書体に比べて、ゴシック体のほうが圧倒的に見やすいと言えるでしょう。
一方で、明朝体の書体は、止めはねによる繊細さが魅力的です。
和をイメージした広告の場合は、明朝体のほうが雰囲気に合っていますよね。
とはいえ、遠くから看板を見る方にとっては、細くて見えづらいと感じるでしょう。
このように看板の設置場所によって、効果的な書体は変わるため、企画段階から書体に注意しておきましょう。
文字書体により看板の印象が変わるため、多くの書体を試してみてください。

*文字間隔に注意する

また、広告の文字間隔を変えると、文字が見やすくなります。
全ての文字間隔を変える訳ではなく、「一部の細長い文字」に応じて調整しましょう。
例えば、ひらがなやカタカナ、記号、小さい「やゆよ」などが当てはまります。
そのような文字を使用する場合は、文字間隔を狭くしてみましょう。
間隔を狭くすれば、文字間の空白部分が少なくなり、調和がとれた文字並びになるでしょう。
特に、看板の書体は物件の雰囲気を左右します。
ゴシック体や明朝体の特性を踏まえて、効果的な広告を作りましょう。

 

□シンプルに考えましょう!

看板を作る上で意識するべきは、ターゲットにメッセージが伝わることです。
看板を見て、そのメッセージがいかにターゲットの心に刺さるかが鍵を握ります。
ターゲットは、通行中に一瞬目を移すだけなのがほとんどです。
一瞬でメッセージを伝えるためには、「シンプルで分かりやすいデザイン」が大切です。
例えば、白い背景をベースに単色のロゴを配置する方法があります。
普段の生活で気になる広告や看板を見つけて、アンテナを広げることが大切です。

 

□まとめ

看板を目立たせるためには、補色を効果的に活用しましょう。
文字の色合いや間隔を調整すれば、印象的な看板になるかもしれません。
特に、看板づくりは「シンプルに伝えること」が求められる仕事です。
ターゲットに届けたいメッセージを伝えるために、普段からデザインの情報収集を心がけることが大切になります。


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