売れやすい不動産物件とは?不動産を売りたい方必見!


不動産には売れやすい物件とそうでない物件があります。
売れやすい物件とは、どのような物件なのでしょうか。

□安い物件

当たり前のことですが、安い物件はすぐ売れます。
通常、安い物件には傷みがあったり立地が悪かったりなどの、安いだけの理由があります。
しかし、特に何も問題がなくて安い物件も中にはあります。

たとえば、急に田舎に帰って実家の家業を継ぐことになって、
すぐに物件を売りたいといったケースがこれに当たります。
この場合は、なるべく早く売って田舎に帰りたいのと、田舎に帰れば実家に住めるので
新たに物件を求める必要がないため、安い価格にして早く売却したいというケースです。

つまり、住宅ローンの残債を払える金額で売れればいいという格安物件です。
こういう物件もまれにあります。

ただし安いものには問題があるのでは?と考える方も当然います。
いわゆる心理的瑕疵もこれに当たるかと思います。
のちのちのトラブルを防ぐためにも、購入者の方の不安を取り除くことが、
契約成立の近道になるでしょう。

□立地のいい物件

立地がよければ、物件はすぐ売れます。
反対に、どんなにいい物件でも、立地が悪いとなかなか買い手がつきません。
何故かというと、上に立ったハコは後からどうにでも出来ても、
立地を動かすのは不可能だからです。
最寄り駅からのアクセスがよく、車の便もよければ理想的ですが、
両方が無理ならどちらか一方でもいいでしょう。
もし両方とものアクセスが悪いと、売れにくい物件になってしまいます。

そんな場合は駐車場とセットにして家賃を下げるであるとか、
集合住宅ならペット可にするであるなど、
入居者がなんらかのメリットを感じる付加価値をつけて
他の物件との差別化を行う必要があるでしょう。

□物件周辺の状況

近くに学校や病院、スーパーなどがあるかどうかも、物件を選ぶ側にとっては重要なポイントです。
また、子育て世代にとっては、治安の良し悪しも気になるところでしょう。

さらに、近くに川があったり崖があったりすることで、自然災害が起きる可能性もあります。
これらの条件は、将来その物件を売却するときに、資産価値を左右することにもなるので、
その物件を買う人にとっては重要な問題です。

□築10年以内の物件

中古物件は、築年数が浅いほど売れやすくなります。
物件は20年以上たつと水回りに問題が発生しやすくなるので、
10年以内の物件であれば売りやすいわけです。
また、外壁や屋根が傷んでくるのも新築から10年たった頃からなので、
10年以内のほうが買い手がつきます。

この場合は建物の築年数に応じて割引をしたり、
水回りをリフォームするなど、別の魅力をアピールしましょう。

□普通の間取りのほうが売れる

特に注文住宅に多いのですが、前の持ち主の思い入れが強くて、
変わった間取りになっている物件があります。
たとえば、家の中に居酒屋のようなカウンターがあったり、
焼き肉専用のテーブルが据え付けてあったりするような家です。

この場合、同じ趣味がない人にとっては、ただの邪魔なスペースでしかありません。
次に買いたい人が同じ趣向の人であれば問題ありませんが、
そうでないと売れにくい物件になってしまいます。

場合によってはリノベーションを行う費用について負担するなど、
柔軟な対応が求められます。

□まとめ

不動産で売れやすいのは、安い物件や立地のいい物件です。
中古であれば築10年以内の物件が売れやすくなります。
また、凝った間取りでなく普通の間取りの家のほうが、売れやすい傾向があります。
近くに学校や病院、スーパーなどがあるかどうかも物件選びのポイントです。
治安のよさや自然災害の可能性も売れやすさに関わってきます。

どれを重視するかは人によって違いますが、
売る方だけではなく、これから新規で物件を購入したり、建築することを考えている人も
参考にしていただけますと幸いです。


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