不動産の立て看板は、月日が経過すると傷んできます。
では、不動産の立て看板の取り換え時期はいつ頃なのでしょうか。
不動産看板の耐用年数についても見ていきます。
□立て看板の耐用年数
不動産の看板にはいろんな種類がありますが、立て看板の耐用年数はどれくらいなのでしょうか。
立て看板の場合、耐用年数は約3年となっています。
看板設置費用を減価償却する場合などに、耐用年数が関わってきますが、
通常は3年を目途に立て看板を作り直すと考えればいいでしょう。
これはあくまでも減価償却を念頭に置いたものですから、
立て看板の減価償却は3年で済ませましょうというものに過ぎなく、
立て看板の寿命を表しているわけではありません。
だから、きっちり3年間使えるのかというと、必ずしもそうとは限りません。
場合によっては3年以上使えることもあるかわりに、2年で使えなくなる可能性もあります。
立て看板は雨風にさらされるうちに傷んできますから、傷みが目立つようになったら
交換時期と考えたほうがいいでしょう。
立て看板は不動産屋の顔ですから、それが傷んでいてはお客も寄り付かなくなります。
そのため、立て看板は少しでも傷んだら取り替えたいところですが、
その目安はどう見ればいいのでしょうか。
□立て看板取り換えの目安
立て看板は風雨や直射日光にさらされるため、傷みのほかに表面がくすんだり色あせてきたりします。
このため、たとえ看板に傷みがなくても、くすんだり色あせてきたりしたら、
取り換え時期と考えたほうがいいでしょう。
このような看板をそのまま使っているようでは、店のイメージが悪くなります。
□看板の寿命に影響を与えるもの
既に書きましたが、看板の寿命を左右する最たるものは風雨と直射日光です。
立て看板は外に立てるものですから、自然の影響を受けるのは避けられません。
雨ぐらい大したことはないと考えがちですが、最近の雨は酸性雨ですから、金属を腐食させます。
また、塗料などの劣化も進んでしまうので、雨による影響は見過ごせません。
このほか、最近では夏になると連続猛暑日となるときがあるので、気温による影響も無視できません。
アクリル製の看板などは熱でアクリルが歪むこともあるので、看板もこまめにチェックが必要です。
□まとめ
不動産で使う立て看板の寿命は3年です。
しかし、これは減価償却を考えて算出したものですから、実際の耐用年数はこの通りではありません。
立て看板は店の顔ですから、傷みやくすみ、色あせが目立ってきたら交換時期と考えましょう。