不動産の看板を作る上でデザイン面での注意点とは何か


不動産の看板を作る上で、看板そのものやデザインに関して、注意点はあるのでしょうか。不動産の看板は、目立たないことには意味がありません。
しかし、看板はどこにでも出していいものではなく、デザインを考える上でも注意すべきことがあるかもしれません。

■不動産看板作成の注意点

不動産の看板にはいろいろな種類があります。
マンションやアパートの入居者募集の看板もあれば、新築住宅や駐車場、ビルのテナント募集など、いろいろな看板があります。
また、不動産の看板は設置する場所や内容によって、立て看板をはじめ様々な種類の看板があります。

看板を作る際の注意点としては、デザインもさることながら、法律に遵守していることが最優先となります。
看板の設置場所も法律に触れないように注意しなければなりませんが、それよりも、やはり一番気を遣うのは看板に書かれた内容です。
不動産業者が行う不動産売買や賃貸仲介業務は、民法や宅地建物取引業法などと関わる内容が多くなります。

これらの法律に触れるような看板であってはなりません。
そのため、まず気をつけなくてはならないのは、不動産広告の文言が法律に抵触しないかということです。
不動産の広告には、公正競争規約により、使ってはならないとされる文言があります。

たとえば、「完全」「日本初」「特選」「厳選」「最高」「格安」「完売」といった文言を使うことは、表示規約第18条第2項によって禁止されています。
そのため、「格安マンション」とか「格安物件」といった表示はできないことになっています。
ただ、現実には「格安~」と書かれた不動産の看板を目にすることがあります。

しかし、これは明らかに法律違反ですから、このような看板を堂々と出している不動産業者は見識を疑われても仕方がありません。
ちなみに、不動産の看板は通りすがりの人の目を惹く作りでないと、役に立ちません。
人が立ち止まって見てくれるような看板が理想ですが、そのためには、看板の色づかいが重要となります。

不動産の看板のデザインはだいたい決まっているので、奇抜なデザインで人目を惹こうとするのはかえって逆効果です。
なぜなら、不動産の看板は固いイメージで通さないと、人から信用してもらえないからです。そのため、不動産の看板で目立つための手段と言ったら、文言を赤い文字にすることくらいしかないのが現状です。

テナント募集看板

あるいは、文字の周囲を赤くして文字を白抜きにするとか、そのような工夫をして目立たせるくらいしか方法がありません。
もし看板にマンションや一戸建て住宅の写真を貼るなら、写真を中心にして文言はあまり目立たないようにするのがコツです。
この場合は、文字は赤ではなく、黒や青、緑のほうがイメージがよくなります。
写真付き看板例

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