不動産の看板を作成する流れは、どのようになるのでしょうか。
注文から納品までの流れを追ってみました。
■注文から発送までの流れ
・注文~デザイン
看板の注文を受けるとデザインの作成に入ります。
デザインは、多くの場合クライアントと打ち合わせしながら決めていきます。
基本のデザインがある場合はそれを元に作成しますが、なければその場で打ち合わせしながら決めていきます。
看板のデザインを決めると同時に、看板に記載する文言も決定します。
看板のデザインと文言の内容、文字の色や文字サイズも同時に決めるので時間のかかる作業です。
このように、文字サイズや文字の色も、看板を作るデザインの重要な要素となります。
デザインにはテンプレートが用意されていることが多いので、その中から選ぶほうが、見やすい看板を早く作ることができます。
ちなみに、デザインの段階で看板の種類も決定します。
・校正~製作
出来上がったデザインを校正し、原稿が確定すると製作に入ります。
看板製作では、どんな材質にするかを選ぶのが重要です。
材質の選択を間違うと、すぐに劣化してしまうこともあるので、十分注意しましょう。
以下に、看板に使われる主な素材をご紹介します。
「PP」
PPは、ポリプロピレン製の板です。
柔軟性があり、割れにくく丈夫なのが特徴です。
割れにくいので屋外に設置する看板にうってつけですが、耐久性はやや劣ります。
「アルミ複合」
2枚のアルミ板の間に、発泡樹脂を挟んだものです。
硬くて反りもないので看板に使いやすい素材です。
「ステンレス」
鉄にクロムやニッケルを混ぜた合金で作られた素材です。
強度も耐久性もすぐれており、金属でありながら錆に強いのが一番の特徴です。ヘアーライン調の板は高級感があり、高級マンションや一戸建ての看板に使われることの多い素材です。
「合成紙」
プラスチック系の素材で、紙より耐水性があるため、屋外に使用するのに適した素材です。溶剤系のインクを使えば雨に強くなり、色落ちしません。
「透明アクリル」
耐久性と耐候性にすぐれた素材で、透き通った材質が高級感を醸し出します。
重厚な質感を持ち、加工しやすいのが特徴で、いつまでも光沢を失いません。
看板の材質が決まったら、次は印刷方法を決定します。
「UV印刷」
看板の表面に、直接インクを吹き付けて印刷するインクジェット方式です。
印刷後に紫外線を照射してインクを固める工程があるため、UV印刷と呼ばれます。
こうして看板が出来上がると、ようやく出荷となります。
「シルク印刷」
印刷物に塗料を直接のせるため、紙や布、PP看板など多様な種類に対応できます。調色して印刷するため、いろいろな色に対応できます。また、インクジェットよりもはっきりと色をのせることが可能です。
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