不動産の看板にはいろいろな種類があります。
看板のサイズの選び方は、どうやって決めればいいのでしょうか。
不動産の看板のサイズについて考えてみましょう。
■見やすいサイズの看板
看板を注文して、届いた看板を見てみると、思ったサイズと違うことがあるようです。
看板を注文する前は、いろいろ考えてベストなサイズを決めたつもりでも、出来上がってみると思惑が外れることがあります。
そうならないためには、いくつか注意すべき点がありますのでご説明しましょう。
街中で見かける不動産の看板には、「入居者募集」とか「空き部屋あり」、「中古物件」などいろいろあります。
看板を設置した不動産業者にすれば、どれも立ち止まってじっくり見て欲しい看板ばかりです。
そのため、「入居者募集」という看板なら、その下に少し小さな文字で不動産業者名と電話番号が書いてあります。
賃貸物件を借りたいと思っている人がその看板を見れば、不動産業者名と電話番号をメモするか看板をスマホで撮るでしょう。
どちらにしても、看板に興味を持った人は近寄って看板を見ようとします。
看板を見る人のこの一連の動作を考えると、まず歩いていて看板が目に留まる大きさで、近寄っても見やすい大きさであることが重要です。
よって、サイズ感は、看板の設置を考えるうえで、一つ重要な項目になります。
もちろん、看板を設置する場所の制約もありますから、必ずしも理想的なサイズで作れるわけではありません。
しかし、歩く人の足を止めるほど目立たせるには、ある程度の大きさは欲しいところです。
■看板までの距離で大きさが決まる
看板の設置場所は、道路のすぐそばとは限りません。
道路のすぐそばであれば、45㎝×30㎝くらいのサイズでもはっきり見えるでしょう。
しかし、実際には道路から離れた場所に、看板を設置することも珍しくありません。
道路から離れてしまっている場合、少なくとも120㎝×90㎝くらいのサイズがないと見づらくなってしまいます。
ちなみに、看板の設置場所は道路の周辺とは限りません。
たとえば、マンションの2階の物件等の場合、その部屋のベランダから外に向けて看板を出すことがあります。
この場合は道路から近くても、歩行者から見上げる位置にあるため、距離も離れてしまいます。
また、看板は必ずしも歩行者だけが見るとは限りません。
車の中から見る人もいるので、予算と設置場所の制約がなければ、可能な限り120㎝×90㎝くらいのサイズにしたいものです。
