不動産屋の看板は、どう見せればよく見えるのでしょうか。
ただ目立てばいいだけではなく、いい印象を持ってもらえる看板の見せ方をご紹介しましょう。
□看板は目立つのが一番
看板は目立たないと意味がありません。
そのため、数十年前までは、やたらと大きな看板を掲げる店もあったようです。
しかも、大きな会社はお金をかけて、夜はネオンサインできらきら光る看板を立てていました。
景気がよかった当時は、看板さえ出せばお客が来る時代だったのです。
しかし、景観を規制する法律や条例ができたために、そのような看板は立てられなくなりました。
では、今の時代に合った看板の見せ方はあるのでしょうか。
□不動産屋らしくない看板
カフェやレストランであれば、いろんなデザインの看板が作れます。
しかし不動産屋には少し堅いイメージがあるので、奇をてらった看板は逆効果になる可能性があります。
そこが不動産屋の看板の難しいところですが、人目を惹く看板を作るためには、
少し奇抜な看板も必要なのかもしれません。
□遠くからでもわかる工夫
飲食店によくある看板の設置方法ですが、店から少し離れた道路沿いに看板を立てて、
「ラーメン この先右折100m」などと書いて、
知らずに通り過ぎようとするお客さんを誘導するものがあります。
これは非常にうまい誘導方法で、特に裏通りなど、人通りの少ない場所に店がある場合に有効です。
これを応用して、不動産屋の看板を少し離れた場所に置く方法があります。
こうすれば、その不動産屋を知らなかった人でも、看板を見て店に来てくれる可能性があります。
□隣の駅周辺に看板を設置
これも飲食店に見られる看板の設置方法ですが、最寄り駅の隣駅の周辺に看板を設置して、
少し離れた場所からお客さんを呼ぼうというものです。
隣駅周辺に不動産屋が少なければさらに効果があります。
□電柱の看板
歯医者さんやクリニックに多い看板の設置方法です。
電柱に縦型の看板を張り付けて、縦書きで大きく「〇〇不動産」と書いて、
地図と電話番号を書き添えたものです。
駅の反対側などで、なるべく人通りの多い通りの電柱に、複数箇所つけると効果的です。
ただ、許可なく電柱に看板を貼り付けるのは違法なので、しっかりと許可をとってから貼り付けましょう。
□風で回る看板
風で回る看板は、以前は不動産屋でもよく使っていました。
不動産屋ではのぼりをよく使いますが、のぼりは風にはためくので、目立ちます。
同じように、風で回る看板も目立つため宣伝効果があります。
□まとめ
不動産の看板の見せ方のポイントは、まず遠くからでもよくわかる工夫をすることです。
人目を惹く看板にするには、一見不動産屋らしくない看板もいいかもしれません。
また、隣の駅周辺に看板を置いたり、電柱に看板を設置したりするのも有効です。
このほか、のぼりが風にはためいて目立つように、風で回る看板も効果的です。