不動産の集客にチラシを使うデメリットとは?


不動産の集客に、チラシを使う方法があります。
チラシは昔から使われている宣伝方法で、ピンポイントで狙ったエリアに配布できるので、かなりの効果があります。
ところで、不動産の集客にチラシを使うことには、どんなデメリットがあるのでしょうか。

□チラシを使うデメリット

チラシを使う方法には、新聞の折り込みとポスティングがあります。
また、ポスティングには業者に依頼する方法と、自分で配布する方法があります。
それぞれについて、デメリットを見ていきましょう。

*新聞折り込みのデメリット

チラシを制作するには費用がかかりますが、そのチラシを新聞に折り込んでもらうとさらに費用がかかります。
チラシを折り込んでもらう場合は、配布する地域を選べます。
多くの場合、不動産屋の店舗がある地域に配達する新聞か、売りたい物件がある場所の周辺に配達する新聞に、折り込むことになります。

しかし、最近では新聞離れが進む傾向にあり、その地域に住む世帯数の半分も、新聞を取っていないというケースもあります。
これでは、費用をかけて新聞にチラシを折り込んでも、あまり効果は期待できないかもしれません。

*ポスティングのデメリット

チラシのポスティングは、集客したい地域に絞って配布できるのがメリットです。
新聞の折り込みでは、新聞を購読していない世帯には配布できませんが、ポスティングはその地域のすべての世帯に配布できます。
しかし、ポスティングを業者に依頼すると、本当に全世帯に配布してくれたのかどうか、わからないというデメリットがあります。
また、売却査定の場合は、他の不動産業者もチラシを入れている可能性があるので、多くのチラシの中に埋もれてしまうおそれがあります。

*自分で配布するデメリット

チラシを自分で配布すれば、新聞折り込みや業者によるポスティングのように、経費がかかることはありません。
しかし、自分で配布するには業務終了後や休日に配布することになるため、かなり疲れてしまいます。
店のスタッフにポスティングを依頼できますが、勤務時間に配布すれば人件費がかかることになります。
かといって、スタッフに時給もつけずに、時間外に配布させるわけにはいきません。

*チラシ配布に対する苦情

新聞折り込みは別ですが、ポスティングすると業者に依頼しても自分で配布しても、チラシを見た人から「勝手に郵便受けに入れるな」という、苦情が来ることがあるため注意が必要です。

□まとめ

不動産の集客にチラシを使うと、さまざまなデメリットがあります。
また、チラシをポスティングすると、苦情が来るおそれも考慮したほうがいいでしょう。
看板やのぼりを使った集客には、チラシのような問題はないのでおすすめします。


返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。