不動産の看板を設置したいとお考えの方必見!設置する際に必要な申請について


「持っている不動産を宣伝するために看板を設置したい」
「看板を設置する際に必要な申請について詳しく知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
不動産を宣伝するために看板を設置される方が多くいらっしゃると思います。
ここで、看板の設置には申請が必要です。
そして、申請にはいくつかの種類があります。
しかし、この申請の内容についてあまり詳しくない方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回は不動産の看板を設置する際の申請について詳しくご説明します。

 

□看板設置の際に必要な申請

*屋外広告物許可申請

不動産の看板を設置する際に必要なことが多いのが屋外広告物許可申請です。
屋外広告物とは、「常時または一定の期間、屋外で公衆に表示されるもの」を指します。
簡単に言えば、街中でよく見かける看板のことです。
そうした看板を設置する際には、その現場の自治体に申請して許可を得る必要があります。
その主な理由は、公衆の安全を守るためです。
例えば、看板が突風によって飛ばされてしまった場合、通行人がケガをする恐れがあります。
こうした事故を防ぐために許可が必要とされています。
そのため、許可を取らずにこうした事故が起きてしまうと損害賠償責任や刑事責任が生じる可能性があります。
看板を設置するだけで、このような重い責任を負いたくないですよね。
そうした事態を避けるためにも、しっかりと許可を申請しておくようにしましょう。
また、デザインや色があまりにも派手だと設置を許可されない可能性があるので注意が必要です。
具体的には、地色に彩度15以上の色を使用したものや蛍光塗料を使用したものなどは設置を許可されない可能性があります。
地色とは、広告物に使用されている色のうち、使用面積が最大のものを指します。
また、看板を設置してはいけない地域もあります。
具体的には、住居専用地域や風致地域などです。
風致地域とは、自然美を維持するため、建設物の建築や樹木の伐採に制限がかけられている地域のことです。

*道路占用申請

道路の占用とは、「道路に一定の施設を設置し、継続して道路を使用すること」を意味します。
道路に設置すると言うと、地上に設置することをイメージされる方が多いかもしれません。
一方で、看板を道路の上空に突き出して設置することも含まれます。
つまり、看板が道路にはみ出している場合は申請が必要です。
定められた基準を超えたものについては、占有料を支払わなくてはいけなくなります。
また、許可を受けられるものと受けられないものがあるので、申請をする前に確認しておきましょう。

*工作物確認申請

看板を設置する際に必要になる可能性がある申請の1つです。
看板の場合、高さが4メートルを超えるものは工作物として見なされます。
つまり、高さ4メートル以上の看板を設置する際にはこの申請が必要です。
高さのある広告塔や広告板を設置するときは十分に注意しましょう。

 

□申請の流れ

ここで、屋外広告物許可申請をする際の一般的な流れについてご紹介します。
ただし、自治体によっては異なる場合があるので、自治体のホームページも確認しておくようにしましょう。

*規制区域の確認

規制区域の種類は各自治体によって異なります。
看板を設置する場所がどの区域に含まれているのか確認しておきましょう。

*規制内容の確認

規制区域ごとに設置が許可される看板の条件が異なります。
具体的には、種類や色、大きさなどです。
看板を設置する区域における規制内容を確認しておきましょう。

*許可申請書類の提出

申請に必要な書類を用意しましょう。
提出先は自治体の担当窓口です。
主な書類として、屋外広告物許可申請書や見取り図などがあります。

*手数料の支払い

その後、手数料を支払います。
手数料の金額は看板の数や種類、大きさによって変わります。
また、看板の種類によって設置の期間が異なります。
継続して設置し続けたい場合は、継続申請が必要です。
そのため、許可期間に注意しましょう。

*許可通知書の交付

審査がされた後、自治体から許可通知書が渡されます。
窓口で直接手渡される場合もあれば、郵送される場合もあります。

*設置と完了報告

許可通知書を受け取ったら看板を設置できます。
設置した後、カラー写真を撮り、工事完了届を窓口に提出します。

 

□まとめ

今回は不動産の看板を設置する際の申請について詳しくご説明しました。
申請の内容や流れについてイメージしていただけましたでしょうか。
申請を怠ると大きな責任を負わなくてはいけなくなる恐れがあります。
最悪の場合、損害賠償責任や刑事責任が生じる可能性もあります。
そのため、しっかりと申請を行うようにしましょう。
その際には、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
当社では、不動産の看板についてのご相談を随時受け付けております。
専門家がお客様を全面的にバックアップいたします。
不動産の看板を設置したいとお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。


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