不動産の看板に保険は必要なのか?不動産業者が解説します!


不動産の看板の保険に加入をお考えの方はいませんか?
「不動産の看板に保険は必要なのかな?」
「不動産の看板に保険が必要だと友人に聞いた。」
このように、不動産の看板に保険は必要なのかどうかを知りたい方が多くいらっしゃると思います。
看板の保険に入っておらず、事故が起こってしまった後、大変な思いをしたということを聞いたことはありませんか?
そのようなトラブルを事前に防ぐためにも、不動産の看板を設置する際には保険への加入が必要です。
しかし、実際のところ、保険への加入が必要な理由は何なのでしょうか?
そこで今回は、不動産の看板に保険は必要なのかどうかを不動産業者が解説します。

 

□不動産の看板に保険は必要なのか?

みなさんが看板と聞くと、外にあるものをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
道路を歩いていたり、車で走っていたりするとよく看板を見かけますよね。
看板は、お店の宣伝や誘導に使用されます。
看板は中にいる人に見せるためではなく、外にいる人に見せるために置かれています。
そのため、お店の外に置かれることが一般的です。
では、看板を中ではなく、外に置くとどのようなことが起こるのでしょうか。
看板が外に置かれるということは、常に雨風にさらされます。
そのため、知らず知らずのうちに劣化や腐食、サビなどが進んでいきます。
看板が劣化や腐食をしてしまうと、看板が落下してしまう可能性が高まります。
そうであれば、看板が劣化や腐食をしている場合に、修繕や取り替えをしたら良いのではないかとお考えの方が多くいらっしゃると思います。
しかし、看板の内部の劣化は、外から見ただけでは気付きにくいです。
そのため、看板が落下するまで劣化していたことに気づかなかった、というケースが多く存在しています。
「看板が落下し、歩行者の頭上に落ちてきて負傷してしまった」というニュースを聞いたことはありませんか?
この場合、ビルのオーナーやビルの管理業者などが歩行者に対する賠償責任を負う可能性があります。
そのような事態を防ぐためにも、看板をずっと置いたままにするのではなく、日々のメンテナンスや保険への加入が必要です。
また、看板に関してのトラブルが発生するのは、台風などの強風の日です。
そのため、強風が吹いている日に看板を中に入れるのではなく、事前に天気予報などを確認し、遅くても前日の夜には看板を中に入れましょう。
また、もし外に出している看板にらくがきなどをされた際、保険に入っていなければ、自分で費用を出して修繕しなければなりません。
そのような事態を防ぐためにも、保険に入ることをおすすめします。

 

□看板の保険にはどのような保険があるのか?

上記で、看板には保険が必要であると伝えましたが、どのような保険があるのでしょうか。
看板の保険は、大きく分けて2つあります。
それは、施設所有者管理者賠償保険と賠償責任保険です。
以下で、その2つについて解説します。

*施設所有者管理者賠償保険

施設所有者管理者賠償保険とは、施設の所有者や管理者が負担する恐れのある賠償リスクをカバーする賠償保険です。

*賠償責任保険

賠償責任保険とは、個人の日常生活、あるいは被保険者が所有、管理する施設が原因となる偶然の事故により、第三者に対する法律上の賠償責任を負担した場に、被保険者が負う損害を軽減する保険のことです。

 

□看板に火災保険は適用されるのか?

看板への保険と聞くと、上記で紹介した賠償責任保険を思い浮かべるのではないでしょうか。
実は、もし看板などが強風で飛ばされたり、潰れたりした場合は、火災保険が適用されます。
しかし、ここで注意点があります。
それは、その被害が自然災害で受けたことを証明する必要があるという点です。
必要な条件としては、「最大瞬間風速が秒速20メートル以上」であることです。
近年、日本には、台風や地震などが頻繁に起きており、この火災保険が適用されるケースが多くあります。
看板への被害は自然災害で受けた場合のみ適用されるということを覚えておいてください。

 

□まとめ

今回は、不動産の看板に保険は必要なのかどうかを不動産業者が解説しました!
不動産の看板の保険への加入は一見必要のないことかのように思えますが、もしも落下などが起こってしまい、他者に危害を加えた場合には責任を負う可能性があります。
それを事前に防ぐためにも、不動産の看板の保険への加入は、必要不可欠です。
その不動産の看板への保険は、施設所有者管理者賠償保険と賠償責任保険がありましたね。
また、自然災害の際にのみ適用される火災保険も看板の保険のひとつです。
上記の3つの保険で自分たちに合った保険を選べると良いですね。
もし今後、不動産の看板を建てる場合は、保険に必ず入りましょう!
当社では、不動産の看板についてのご相談を随時受け付けております。
不動産の看板の専門家が、お客様を全面的にバックアップいたします。
ぜひ一度、当社までお問い合わせください。


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